まさかまさかの!
茨城で観ることが叶いました♡
わたし達の身体は食べたもので出来ている
わたしが学んだ美腸栄養学®︎で最初に伝えられる言葉がこの言葉です。
わたし達は何を食べても自由です。わたし達の身体は食べたもので出来ています。
そう思ったときあなたは何を選んで食べますか?
映画を観たいと思って…
アリスウォータースさんの映画とても良かったのでお勧め!と友人に言われ、観たいと検索してみるも、葉山とか都内とか…ちょっと距離のある場所での上映が殆どで、介護もあるし、どのタイミングで行けるかな?と…かれこれ1ヶ月くらい上映予定が表示されるサイトを行ったり来たりしていました笑
映画を勧めてくれた友人の親友がこの映画の製作に携わっているそうで、そういったことも含め映画の話を聞き、予告動画を拝見し、とても素晴らしいドキュメンタリーだと知り、行きたい欲が高まり…でもタイミングがどうしても合わない…でもどうしても観たい…近くでやってくれないかな…と毎日念じていました。
そうしたらある日突然スケジュール欄に茨城の文字を発見!!
え?!嘘でしょ?!!!!!Σ(゚Д゚ノ)ノ
近くでやってくれないかな…と念じはしたけれどまさかの地元開催!
地元っていったって県内という広い意味の地元ではなく自分の住んでいる街での開催です。
これは行くしかないというか観たかったんだもの行くに決まってます!
1人で行く気満々でTOMOさん(夫)に観たい映画があるからこの日行ってくる!
市内での開催だし66分という時間だから終わったらすぐ帰って来られるしその間だけ介護お願い!
そう話したら快く引き受けてくれました。
本当はTOMOさん(夫)にも観て欲しい…
でも…わたしの中では正直…
食に関わる映画だからTOMOさんにも観て欲しいという気持ちでイッパイでした。
なのでTOMOさんが暇そうにしているときに動画を観てもらって一緒にどうかな?と誘ってみたのですが
まるで興味なし…(ーー;)
まぁ…ダメもとで誘っているし興味ないものを無理に連れて行って居眠りされても困る。
ということでやっぱり1人で行こうと決め申し込みをしました。
当日はお昼の介護まで済ませてから行けば午後の部に参加できる!と午後の部を申し込んでいたのですが、台風10号が直撃するというニュースが流れだしたころ急にTOMOさんが「俺も行く!」と言い出しました。
は(゚Д゚)?何で急に??ていうか行かないっていうからもうお申し込み済ませちゃってるんだけど…。
変更できないの?午前中にしてお昼食べて帰ってきたら良いじゃん。
は(゚Д゚)?何その急な予定変更…まぁ、わたしはありがたいけれども。
ということで予定変更とランチの予約をお願いし結果的に夫婦で観ることが叶いました。
後で聞いたら台風で車をどういう状態で乗っていくか気になったからついてきたそうです。
信用無いなわたし…笑笑(でも結果的に台風は温低に変わって雨も降らなかったのですがね笑)
恵まれている日本を理解出来ているか?
やはり夫婦で観られて良かったです。
とても良い映画でしたし食について考えさせらえる内容で、TOMOさんも食への向き合い方を考えると話していました。
さて、日本は恵まれているということを海外の方からよく言われますが、果たしてこの恵まれているをわたしたち日本人はどこまで理解しているでしょうか?
わたしも海外へ行った際に日本は恵まれていて羨ましいと言われた事が何度もあります。
映画の中でアリスさんも日本には四季があってそれに沿った美しい食文化がある。
日本の文化は本当に素晴らしいものばかりと仰っていましたが、その日本の文化を実はわたしたち日本人はもう忘れかけているのではないか?と思うのです。
水も空気も魚も野菜も穀物もどれをとっても美味しく素晴らしい日本という環境にいられること(蛇口ひねって飲み水が出るとか、汚染されていない空気とか、豊富な食材とか)
その環境で育つ文化や歴史は本当に美しく素晴らしいものであるというのに(四季折々の旬の食材を用いた和食、季節を愛でる習慣や行事など…)
わたしたち日本人がそこに意識が向いていないこと本当に勿体ないことだなと感じます。
日本人は古来から自然と共に生きてきました。
だからわたしたち日本人には自然を感じる目に見えない感覚が子供の頃から備わっていますし、日本語は自然を表現する言語も豊富なので海外の方には出来ない表現をすることが可能です。
雨の音1つとっても、ポツポツ・シトシト・ザーザー・ゴーゴーと沢山の表現がありますし、目に見えない風も音で表現しますよね?サーッとかそよそよとかビュービューとか…。
海外の方にはこれらは全て1種類の雑音にしか聞こえないのだそうです。
そういう環境に住んでいるからこそ、五感を使って食事をするという文化が根付いていると、わたしは感じています。
旬のものは美味しい
いま、野菜嫌いの方が多いと聞きます。
わたしは腸内環境を整える食事法を伝えることをしていますが、野菜の美味しさが分からないと仰る方に普段どのようなお野菜を召し上がっていますか?と伺うと…
残念ながら旬を外したお野菜を召し上がっていらっしゃることが多いのです。
スーパーで1年中手に入るお野菜なので旬が分からないという方も多いのが現実です。
わたしは野菜が嫌いな原因の1つとしてこの旬を外しているからだとお伝えしています。
旬のお野菜はエネルギーに満ち溢れ、香りよく、味も旨味も濃いので、野菜が美味しくないから嫌いと仰る方にはまず最初に、旬の野菜は何か?を学ぶことから始めて頂いております。
幸いわたしの住む茨城県にはJAの直売所が豊富にありますのでそこに出向くと、今どんなお野菜が並んでいるか?どんな野菜が入荷するかで旬が分かるので直売所に行ってみて下さいとお話しています。(見て・聞いて・触れて・感じて・味わうという五感を刺激するのにもお勧めです)
あわよくばそこで、生産者さんとお話してみるのもお勧めです。
わたしは生産者さんにお会いしたとき美味しいお野菜を作って下さる事へのお礼をお伝えしています。
映画の中でもアリスさんが生産者さんの大切さを訴えておられました。
本当にそうです。だってわたしたちがやらないことをやって下さって、わたしたちの身体を創る食を支える材料を育てて下さっているのは生産者さんなのですから…。
7億8300万人…
やはり食は大前提で大切。
食を意識していたら戦争は起こらない。
映画の中でアリスさんが仰っていました。
本当にそうだなとわたしも感じています。
脳腸相関という言葉があるように、食事が整い腸内環境が整っているとイライラしにくくなり、セロトニンが増え幸福感で満ちるので、無用な争いをしようとは思わなくなります。
ただ…現実にそれは…
食材が揃う環境に住んでいるからこそ言えることだなとも感じました。
世界では7億8300万人の人が飢餓に苦しんでいるとも言われています。
紛争や気候変動が原因と言われています。
その環境下に置かれている人たちにこそ食が大切であると伝えたいし届けたい一方で、その環境下だからこそ食がおろそかになってしまうのはどうしようもない現実である。
ともいえることが何とも言えない気持ちになってしまいます。
映画を観ることで共感もありながらこういった部分では果たしてどうなのだろうか?と考えさせられる部分でもありました。
アリスさんは映画の中でまず日本から行動を起こして欲しいと仰っていましたが、恵まれている日本だからこそできることが沢山あるような気がいたします。
わたしもわたしに出来ることは小さなことではありますが、日々の食生活の中で、生産者さんの顔を意識すること、旬のもの口にすること、生徒さまにも旬の食材の素晴らしさをお伝えすること…などで食の改善を益々伝えていきたいと感じています。
食べることは生きること
アリスウォータースさんの映画素晴らしかったので、お近くで上映される場合にはぜひ足を運んでみて下さい♡(上映情報はこちらから→☆)
著書もございます。
交流もまた楽し♡
映画の後はお話会に参加させていただきました。
映画の感想を皆で語り合う時間でしたが、皆さまの想いを聞かせて頂き勉強になりましたし、これだけ意識高く食へ向き合おうとされる方がいらっしゃったら、小さな1歩は大きな1歩へと変化していくのでは?と感じました。
お話会の後は予約していたランチを♡
食の映画を観た後にふさわしいブッダボウルをいただきました。
めちゃくちゃ美味しかったですしテーブルを囲んで映画を一緒に観た方々とここでも様々なお話で盛り上がりました。
こんなに素敵な場所があったんだなぁ~と改めて嬉しい出逢いに感謝しました(*^^*)
今回この映画を上映して下さり、素敵なコミュニティを築いてくださっているのは、石岡市のつながる図書館さんです。
本当に様々な方との繋がりが生まれる素敵な場でした。
こういう場って都内に行かないと無いものと思い込んでいたのですが、まさかの地元にありました!笑
わたし…もう…都内へはあまり行かなくなるかも?自分の住んでいる土地でこんなに素敵な場所があって、この街をより良くしていきたい!そんな風に感じさせてくださる場所を見つけてしまったから♡
こちらでの出逢いによって、わたしはここに住みながらこの街のこと全然知らないんだなぁ~とも思い知らされました。
かつお節屋さんがあること、桐工芸があること…どれも新たな出会いと発見で、是非伺いたいと思いました。
もちろん、つながる図書館さんへもまた行きたいですし…いただいて来たパンフレット内の映画が2つ気になっているので…映画は確実にまた行きます笑笑
ということで、アリスウォータースさんの映画お勧めです♡とお伝えしたかったのですが、すっかり長くなってしまいました笑
おしまい。